【オンライン英会話 リップルキッズパーク】1年7か月継続利用中 我が家の感想

中学受験・療育

我が家は2020年8月~現在まで、オンライン英会話のリップルキッズパークを継続利用中です。

今日は、リップルキッズパークを始めようか迷っている・使い勝手が気になっている親御さんに向けて、利用歴1年7か月のプラチナユーザーである我が家の感想や3人の子供たちの様子を紹介します。

上から小3・小2(LD・ADHD・ASD持ち)・年少の我が子たち。

発達障害がある次女について、うまくいくかな、継続できるかな、と思ったのですが、講師陣に障害をオープンにしながら、今まで続けています。では、詳しく書きますね~。

リップルキッズパークとは

リップルについて既に調べている方も多いと思うので、このブログではあえて、ざっくりと紹介しますね。

リップルキッズパークは子供向けに特化したオンライン英会話サービスです。

我が家が始めたきっかけはZ会のチラシ。コロナの休校期間中、家の中で出来るし、ちょうど良いかも!と思いました。

1回25分のレッスンが週2回で、4888円ととってもお手頃。Z会の利用者は、約5%引きの4644円で受けられます。

講師陣は?発音は?

講師陣は、フィリピンセブ島在住のフィリピン人が殆どです。セブ在住以外の講師もいるようですが、皆フィリピン人だと思います。男女比で言うと、女性の方が多く、20代~50代くらいまで幅広いと思います。

フォニックスや英検対策模擬試験などに対応可能な先生が複数いて、ニーズによって講師を選ぶことが出来ます。

欧米と違って、発音にクセのある講師もいます。我が家が今お世話になっている講師は発音がキレイですが、これまでお願いした10人位の中には、聞き取りづらい講師も多かったかな。

我が家の場合、次女が発達障害持ちと言うこともあり、発音よりも、子どもの扱いに慣れていることを優先にしているので、発音は最重要視していません。

もしどうしても気になる、発音優先にしたいなら、欧米講師中心のオンライン英会話を選ぶとよいと思います。

レッスン時間と内容

レッスンは30分単位の枠で、25分間行われます。

基本的には、簡単なやり取り→ゲーム→テキストを使ったレッスン→まとめの流れです。アクティビティの前には、やる?やらない?を確認してくれるので、毎回その場で子供たちが決められます。

末っ子長男と発達障害ありの次女は、「レッスンはしたくないけどゲームならする!!」と言うことも多く(というか殆どそれで)、半年以上ゲームのみでお願いしていた時期もありました。ゲームだけとはいえ、その中で数字・色・上下など、沢山の英語に触れることが出来るので、自然と英語耳は鍛えられるかと。

逆に、長女はゲーム嫌・歌いたくない・幼いアクティビティは不要、というタイプで、もちろんそれもOKです。かなり自由度が高いです。

これらの要望は、メッセージで事前に伝えることが可能です。毎回要望を書くことが出来ますし、毎回書かなくても、同じ講師を継続できれば、配慮してくれることが殆どです。

予約方法と当日割引


リップルは毎週固定曜日に自動的にレッスンが振り分けられるわけではなく、2週間程度先の予約を、毎回自分で取る必要があります。

手間と言ったら手間ですが、自分でスケジュールを調整できるのは便利です。我が家は土日が殆どですが、ほぼ希望通りに、希望の講師の予約を取れます。

継続日数によってブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ‥‥と変わるランク制度があり、プラチナの我が家は、ブロンズ会員よりも3日早く予約開始できます。

この制度のおかげで、ずっと同じ講師につくことが出来、今では3人とも同じ講師にお願いしています。

我が家も、入会当初は固定の先生は取りにくかったのですが、逆に、入会して暫くは、何人もお試しするとよいと思います沢山の講師にお願いする中で、相性や勤勉さなど、講師の特徴が見えてくると思います。

リップルでは、レッスンまで4時間を切った枠は、割引適用になりますから、時間が空いたときは当日予約も出来ちゃいます。(割引とは…通常チケット5枚のところ、3枚で受講可能。チケットは購入もできるし、振替授業1回分をチケット5枚に変更することが出来る。ただし、有効期限45日間)

時間が空いたからすぐに、というのは難しく、最短でも1時間後くらいの予約になりますが、急に予定が空いたとき、レッスンを受けたくなったときには便利でお得な制度です。我が家は振替消化のために、長男が何度か利用しています。

キャンセル方法は?急に子供が拒否したら?

ここからは、発達障害のある子にはとっても大事なポイントなので、詳しく書きますね。

レッスン自体を変更・キャンセルしたいときは、当日のレッスン4時間前までいつでも可能です。

講師都合や回線不具合などでレッスンできなかった場合、振替が出来ます。

それだけじゃなく、レッスン枠は、家族内の誰が使ってもOK

レッスン開始直前まで(何ならレッスン中でも)、生徒変更可能

これ、すごいですよね。

我が家は、この制度に甘えて、何度この生徒変更を使っているでしょうか…。

直前まで生徒変更OK、のおかげで、子どもにありがちな「もうやらない!いかない!」という拒否で、ハラハラドキドキすることがなくなりました。

気が変わりやすい、イライラしがちな次女にとってはもちろん、熱を出したり気分が乗らない時がありがちなどんな子供にとっても、本当にありがたい制度だと思います。

我が家の場合、基本的には姉妹がレッスンを受けているのですが、次女の気が変わりやすいので、いつでも長男が参戦できるようにスタンバイしています。次女と長男一緒にレッスンを受けることも多いです。

レッスン直前やレッスン中に喧嘩が勃発した日には、ピンチヒッターで長男が受けることはよくあるし、私がレッスンを受けることもあります。喧嘩が勃発したときは、私も必死に説明するし、英語の理解が深まって一石二鳥です。

講師も我が家の事情を理解してくれているので、喧嘩が始まっても、入れ代わり立ち代わり人が変わっても、「OK,OK」と進めてくれます。

次女と長男のレッスン時には、私が横についてフォローしているので、もう、本当に、親戚のお姉さんとビデオ会話しているみたいな感じで、家族みんなで楽しんでいます。

発達障害については、事前に伝えた方が断然よいと思う

リップルを始めた当初は、次女の障害は開示していませんでした。

でも、開示しないことで”何度でも発音練習させられてしまう、フラフラした態度にふざけているのか?と思われてしまう、講師がイラついているのが伝わってくる…”という、思わぬ事態に陥ったため、以降、要望欄に必ず開示するようにしました。

LD・ADHD・ASDは世界共通なので、その特性があること、発音は苦手で日本語でも練習中であること、正確さよりも楽しさを求めていることを伝えました。

これまで、3人の講師に開示して、皆共通して次女のことを理解してくださいました。3人ともとても熱心で、優しくて、わからないことは私に質問してくれ、親身になってくれて、とっても嬉しかったです。今も、もちろん嬉しいです。

レッスン中は、ゆっくり喋ったり、レベルを適度に落としてくれたり、発音を大らかに見てくれたり、飽きないように工夫してくれたり…。

次女の「出来た!!!わかった!!!」を一緒に喜んでくれて、あなたのベストを尽くしてるんだからそれで良いんだよ、と励ましてくれて、本当に優しくてありがたい存在です。

どこにいてもレッスンが受けられる

一度、どうしても公園から帰りたくない、と長女・次女がぐずったときがあります。

レッスン時間に間に合わないため、思い切って、その場でスマホを使い、レッスンを受けました

青空の下、講師は笑ってくれ、子供たちはいつもよりのびのびと元気よくやり取りできました。

それ以降、仮に外出中でレッスンに間に合わなくても、どこにいても受けれらるんだ、という安心感が得られました。

もちろん、インターネット接続の料金はかかってしまいますが、英会話教室に通うより断然安いです。

コロナ、休校、学級閉鎖…何があっても怖くない!

今、再びコロナが猛威を振るっていますね。

我が家も、学級閉鎖のオンパレードで、その都度、仕事・習い事・放デイ・通院‥‥の予定を変えねばならず、これがまぁ大変。てんやわんやしています。

その中で、唯一、一切調整不要なのが、リップルです。

何といっても自宅受講ですから、むしろ学級閉鎖にもってこいです。

今回のコロナ騒動でつくづく痛感するのが、いつ急に予定が変更されるかわからないこと。

もちろん、オンラインでは、インターネット接続不具合、講師都合などでレッスンが中止になることも多々ありますが、少なくとも、自分や家族の都合に振り回されることはありません。

送迎がない分時間の有効活用になるし、誰かが熱を出そうが、外出禁止だろうが関係ありません。

とてもラクです。

オンライン英会話の学習効果は?子供たちの成長は?

ここまで、使い勝手の良さを書き連ねてきました。

そうはいっても、非対面のオンラインは、果たして学習効果はあるのか。

‥‥‥結論。

あります。

少なくとも、我が家はあると思っています。

全く英語が分からない、ABCも読めない、言えない状態から始めた3人ですが‥‥

長女は、簡単なやり取りはもちろん、簡単な単語や会話なら読めるようになりました。今、テキストは3冊目まで進んでいます(全てフォニックス。レッスン時、リップル内でのみ使用。テキスト代無料)。

開始当初は、英語なんて面倒くさい・嫌いと泣いて拒否したり、ふてくされた顔でレッスンを受けたこともありましたが、今では事前に質問を準備したり、あれをやってみたい、これを聞いてみたい、と能動的です。内容が分かる分、学校の英語学習も楽しく感じるようで、毎回笑顔で報告してくれます。

次女は、簡単な質問を聞き取って、間違えつつも答えられます。質問の内容はわかるので、何だっけ?と日本語で回答することも。ナンバー、カラー、形なども殆ど習得しており、得意気です。発音は苦手、アルファベットは完ぺきではありませんが、半年以上ゲームだけ、それ以外の時期もテキストに沿ったレッスンは5~10分程度続けただけで、ここまでの成果です。

長男も、次女同様に簡単な質問を聞き取って、答えられます。即反応するので、まさに”英会話”が成り立っています。毎回我が子に「すご~い」とびっくりしてしまいます。我が家は週2プランなので、長男専用枠はありません。振替等、長男だけでレッスンを受けたことは、20回未満です。次女と一緒にゲームオンリーか、遊び程度のテキスト利用。なのに、ナンバー・カラーなど、スラスラ出てきます。保育園の英語授業では誰よりも大きな声で答えているとか。

最後に私は…笑、喋れなくても喋る、恥ずかしくても喋る、と言う度胸が付きました。笑

実は学生時代、TOEIC200点台でした。鉛筆転がして回答していたので(>_<)英語を理解したくてニューヨークへ行ったものの、4か月弱で習得できるはずがありません。だから、本当に、私の英語、中学生高校生レベルなんです。

でも、子供の手前、逃げるわけにいかない。子供がやりたくないときは親の出番ですからね。代替えラッキー♪位に開き直り、雑談してみたり、英検の模擬試験を受けたりしてきました。

リップルを始めてから、youtube聞き流したり、久々に海外ドラマ見たり、英語に触れる時間が一気に増えました。日常生活や育児を英語で考えられるようになってきて、本当にいいことづくめ。

子供にも、母が学ぶ姿勢を見せられますしね(^^♪

最後にまとめ

我が家が英語を続ける理由は以下の通り。

異文化や英語に慣れること

・「知っている」を少しずつ増やすこと

・わからなくてもコミュニケーションを続けること

私は、英語の習得について、最後は本人の興味関心だと思っています。小学生の内に英検2級をとか、思っていません。ただ、この先の人生や学校での英語学習に、役立つことは間違いない。だから続けています。

特に、次女はLDの特性上、この先英語で困難を感じることもあるだろうから、耳から、目から、なんとなくでも良いので触れさせておきたい、知っているを増やしたい、という動機は最も強いです。

英語教室に通えば費用はかさむし通学が面倒だけど、家で出来るオンライン英会話は本当に便利。

英語が当たり前の環境を家庭内で作れるし、親としても、子供の成長が目の前でわかる

英語の質問に自然と答える子供たちの姿、本当にびっくりしますよ(^^♪)

最後に‥‥‥‥

リップルのデメリットを強いて言うならば、退職してしまう講師が一定数いることかな。我が家が信頼していた講師も2名退職し、子供たちはショックを受けていました。レッスンが格安なので、申し訳なくなることがしばしば。労働に見合う賃金になったらお互い嬉しいし、値上がりしても良いから、優秀な講師が退職しないでほしいなと思います。

以上、LD/ADHD/ASDがある次女でも続けられる、融通が利きやすいリップルキッズパークの紹介でした~(^o^)/

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