2021年6月某日、マザー牧場のグランピング、スカイグランテラスを1泊利用してきました。
オープンして10日程度での宿泊レポートです。
台風接近中 グランピング出来るのか??
6月某日。前日~当日にかけて台風接近中という悪条件。グランピングはどうなるのかと気を揉んでいた前日の朝、マザー牧場より台風情報に関する案内メールが。
”台風が接近中なので、施設を閉鎖する場合は本日の昼までに連絡します。なければ通常通り営業しますが、15時までに連絡をもらえればキャンセルは無料で承ります。”
当然と言えば当然かもしれませんが、事前にしっかりと対応や姿勢を見せて下さり、とっても丁寧で安心しました。我が家は、この時点では、台風が反れる可能性があったため、様子見と判断しました。
予想通り、台風予測は一刻と変化していて、どんどん反れていきます。これは大丈夫かも、と思いましたが、念のため、雨天のグランピングについて電話で問い合わせしてみました。
“明日は営業予定ですが、天候次第ではキャンプファイヤーやアルパカのグリーティング、ホットドックの屋外提供、その他マザー牧場のイベントが中止になってしまうかもしれません。雨でもタープをビニールで覆ってBBQは楽しめます。”
との丁寧な回答をいただきましたので、これは行こう、と決めました。
翌朝…台風完全に反れてるやん♪
夕方から雨予報だけど、早朝から向かいました。現地に着いたのは、9時半頃。
駐車場無料、フリードリンクあり
グランピングエリア隣接の駐車場にて、グランピング利用の旨を伝えると、即、専用の駐車券(A4)を出してくれました。駐車券をダッシュボードに乗せておけば、滞在中は何度出入りしても料金無料。
一度外へ出て、マイカーで移動する際も、各エリア駐車場は無料です。(エリア間の移動は牛さんや豚さんのバスが出ていますが、有料なので、余力があればマイカー移動がおすすめです。)
グランピングエリアの駐車場には、キャンプカートが沢山あるので、駐車場→受付→テントまで、キャンプ気分で一気に運べます。(もちろん、着いてすぐは前日の宿泊者がいるので、14時のチェックイン時にカートを利用しました)
我が家は早めに受付を済ませ、一度グランピングエリアを散策。子供たちは、この木のブランコがお気に入りで。何度も何度も遊んでいました。
そうそう、滞在中、フロントにあるジュース、コーヒー類も飲み放題です。
私たちは翌朝までコーヒーの存在に気付かず、惜しいことをしましたが、コーヒーマシンがあるのでトライしてみてください。
マザー牧場入場無料、出入り自由♪
その後、マザー牧場エリアへ移動。滞在中は、マザー牧場への入場も無料です。
グランピングエリアとマザー牧場のエリアにゲートはないので、チェックインさえしてしまえば、自由気ままにマザー牧場を散策できる、というわけです。
もちろん、一度外へ出て、マイカーでエリア移動もOK。各ゲートでグランピング利用の旨を伝えれば、入場無料で入れます。
マザーファームツアーDXはおススメ グランピング利用者は割引あり♪
マザー牧場へ入ってからは、ヤギさん、豚さんを見学の後、お天気が不安定だったので、雨天OKのマザーファームツアーDXに申し込みました。これがめちゃくちゃ面白かった!!
まずこのトラクターがカッコいい!!我が家の男子は大喜び。トラクターに乗って、牛さんヤギさんアルパカさんの暮らすエリアや、普段はお目にかかれないエリアを通ります。
乗車中は、素敵なお姉さんが動物たちやマザー牧場を紹介してくれます。ディズニーランドで言うジャングルクルーズ的なイメージ。お姉さんがとっても可愛らしくてお話上手。動物たちへの愛が伝わってくる、素敵な説明を聞かせてもらい、それだけで感動…。
餌やりが出来たり、間近で牧羊犬の活躍を観れたり、おいしい試食があったり…。正直、あまり期待していなかったので、予想外の面白さに感激。あっという間の1時間で、もっと乗っていたかったな、と思いました。
遊園地エリア、シープショー
マザー牧場と言えば!やっぱりソフトクリームでしょ!ということで、皆でソフトクリームを堪能した後、マイカー(我が家はカーシェア)で遊園地エリアへ移動しました。
子供たちは遊園地エリアに大喜び。我が子たちは怖がりさんなので、絶叫コースター的なものは苦手。ショボい(ごめんなさい…)くらいの遊園地がちょうどよく、我が家的には大ヒット。
次女は、今回の滞在で何が一番楽しかったって、遊園地でやった宝探しですって。砂が入っているバケツを水の中で洗うと、宝物(キラキラ系の玩具)が出てくるという、親からしたら泣けるような(失礼っ)プログラム…。
乗り物代は別料金。各乗り物やプログラムは、大体300~500円位でした。フリーチケットにしなかったので、金券を何枚買っただろうか…。でも、3人とも、すっごく楽しそうだったし、私たちもちょっぴり息抜きできたので、ハッピーでした♪
あっという間に13時を過ぎ、急いでドームへ。ショーを見ることにしました。
これまたとっても面白くて。最後の毛刈りは圧巻。長男くんは、帰宅した後も時々、「羊さんの髪の毛ちょっとべとべとしてたねぇ~。いっぱいあったねぇ~。」と思い出して語ってくれます。よほど印象に残ったんだろうな♪
いよいよスカイグランテラスへ アーリーチェックイン、ミニバー(ドリンクフリー)付き、景色最高♪
我が家が今回宿泊したのは、スカイグランテラス。⇓
この地図上だと、後ろのヴィラテラスと重なっているように見えますが、展望デッキに近い方は重なっていません。距離もあり、程よく視界がずれるので、お隣同士は気にならなかったです。
料金は、4人で1泊80000円(長男は3歳以下で無料)。
ミニバー(冷蔵庫)内のドリンクがフリーで、通常の15時よりも1時間早く、14時からテントが利用出来るとのこと。せっかくなので、マザー牧場の売店でおつまみを買い、急いでグランピングエリアに戻りました。
ハンモック最高。シャンパン最高。笑
フリードリンクは、シャンパン、ワイン、ビール2種、ウーロン茶2本、コーラ2本、オレンジジュース2本だった気がします。その他、マザー牧場のプリンと水ペットボトル500mL2本入っていたかな。(なぜか写真を撮り忘れているんですよ。フリードリンクの内容など、違っていたらごめんなさい。)
家にいると、ついせかせかと動いてしまいがちですから、昼間から、お酒が飲めるなんて。しかもこの景色を見ながらなんて、夢のよう。
子供たちは本当に元気で、長女と次女は、子豚のレースが見たいから、と二人でマザー牧場へ駆け出し。スカイグランテラスから、二人の様子が(かなり遠目ですが)見れたので、夫婦でシャンパン飲みながら、のんびりまったり出来ました。これだけでも、来た価値あったな、と心から思いました。
その後、子どもたちに促され、再度マザー牧場内へ。日帰りならば諦めていただろう閉園まで、のんびり滞在し、動物たちがお部屋へ帰る様子などもゆっくり見られました。
宿泊者限定 バター作り
売店で再度おつまみを購入し、今度は宿泊者限定のバターづくりへ。6月時点では、コロナの影響で体験教室が軒並み中止だったので、通常は体験出来ないとのこと。宿泊者限定で、とてもとても貴重な体験でした。
生クリームをひたすら振る、という、シンプルな、早ければ5分程度で終了する作業なのですが、子どもたちはとにかくうれしそう。完成したバターを持って、再度テントへ戻り、いよいよBBQ。
いよいよBBQ
このタイミングで、雨が降ってきましたが、充分に遊んだ後なので、もう満足。タープの中でゆっくりと夕食を堪能しました。点火の際は、スタッフさんが来てくれます。点火してくれるし、簡単に火はつくし、正直、キャンプらしさはありません。夫は火を起こしたい人なので、ちょっぴり残念がっていました。
作り立てのバター、最高に美味しくて、感動しました♪子供たちは、バゲットにつけてパクパク。
3歳の長男も随分と食べるようになったので、4人分で食材が足りるか心配しましたが、我が家の場合、充分に足りました。(昼間から、お酒とおつまみ広げてたしね(^^;))
お肉のボリュームが結構あって、かなり満腹。
牧場内で購入したもの以外持ち込みはNGですが、ナポリタン(700~800円位)など追加注文もできるので、3歳未満のお子さん分は、様子見ながら注文するとよいかも。
そうそう、スタッフさんが定期的に巡回してくれて、丸太に点火してくれました。結構な雨が降っていたので、焚火を囲んでくつろいで…というわけにはいかなかったですが、癒されました。
雨でなければ、フロント棟前でキャンプファイヤーとマシュマロサービスもあるようですが、今回は中止でした。
シャワー室
めちゃくちゃきれいです。せまいけど、充分です。我が家は、5人いっぺんに個室内に入り、3:2に分かれ、順番にシャワーを利用しましたが、何とかすれ違えました。
それぞれのテントに一部屋ずつ専用のシャワー室。他の滞在者さんとのバッティングはあり得ないし、時間を気にすることなく、ゆっくり使えました。
備品は、タオル、シャンプーリンス、歯ブラシ、綿棒、ドライヤーと、基本的に、ホテルにあるものはほぼあります。3歳児は無料だったからか、歯ブラシがつきませんでしたので、乳幼児をお連れの際は、持参必須です。
女性用には、クレンジング、化粧水、乳液が付きますが、各1パックずつ。たくさん使いたい方は持参した方がよいと思います。
トイレ
フロントのある管理棟と、シャワー室のあるサニタリー棟二箇所にあります。ホテルか??というくらい、とてもきれいです。
寝袋デビュー…
今回の一番の懸念はこれでした。正直、寝袋っていつ洗うのか?
コロナ禍での宿泊。ホテルって清潔なのか?…今回の宿泊を抜きにして、常々疑問に思っていたのですが、もっと疑問だったのが寝袋でした。何故今回宿泊を決意したか、オープン間もないマザー牧場をチョイスしたかって、衛生面でも安心できるのでは、と思ったからです。実際、汚れは気になりませんでした。(仮に、洗えないとしても、素材的に、アルコールティッシュで拭くくらいは出来るのではないかと。ならば安心ですよね。)
我が家は5人なので、さすがにベッド2つに寝るのはキツイ。なので、私が寝袋を使いました。空いたスペースに。何とか敷けました。で、掛布団的な利用法で、寝ました。寝心地は悪くなく、むしろ快適でした。全然痛くないし、寒くない。
でも…。雨脚がだいぶ強くなり、テントをパタパタする風雨の音で眠れない…。これが自然の厳しさなのか…と思いながら、朝を迎えました・・・。
翌朝 快晴
5時前に目覚めた朝。鳥のさえずりがとっても気持ちよく、雨もすっかり上がり、日が昇り…。あまりの美しさに感動しました。
宿泊者限定 乳しぼり
朝ごはんを受け取ったその足で、乳しぼりへ向かいました。
次女と長男は大きな牛さんを前にビビりまくり。恐る恐る、お姉さんに手伝ってもらいながら、何とか体験することが出来ました。終わった後は「牛さんのおっぱいって大きくて温かいんだね」とニコニコでした。
朝ごはん
サンドイッチ、スープ、フルーツ、牛乳、それから、屋外で炭火焼きのホットドックがもらえます。
ホットドックは、提供時間に制限があるものの、食べ放題。(滞在費無料の息子分も、いただけました。)本当においしくて、姉妹、夫は2本も食べていました。
アルパカのご挨拶
満腹になって、最後はアルパカさんとのごあいさつ。
アルパカさんは、暑いのか、疲れたのか、不機嫌なご様子だったので、あまり負担をかけないように、ささっと写真を撮りました。
とっても可愛いけれど、全棟満室だったら、アルパカさんはかなり疲れてしまうだろうなぁ。
このプログラムは、あまり期待せず、マザー牧場内で無理なく動物さんたちと写真を撮るのがよいのかなぁと感じました。
チェックアウト後、再びマザー牧場へ
朝の動物たちの様子や、子豚のレースを見た後は、子どもたちもお疲れの様子だったので、お昼前にマザー牧場を出発、帰路につきました。
本当に充実した二日間で、我が家はすっかりマザー牧場のファンになりました。羊の放牧など、見逃したイベントもあるので、絶対また皆で来ようね、と約束しました。
あると便利な持ち物
・歩きやすいサンダル
天候に関わらず、テントとトイレ、シャワー室間の移動はサンダルが楽です。きれいに整備されているから、足元の虫の心配はあまりいらないかも。ベープや蚊取り線香などもあり、滞在中、蚊には遭遇しませんでした。
・乳幼児の歯ブラシなど衛生用品
当たり前かもしれないけど、添い寝宿泊者分のタオルや歯ブラシはありません。必要に応じて持参した方がよいと思います。
・女性用の化粧水、乳液
クレンジング・化粧水・乳液は一回分ずつシャワー室に用意されています。一回分だけなので、私は、一袋を2回に分けて、翌朝使いました。たっぷり使いたい人は持参した方がよいと思います。
・厚めのレジャーシート
朝食時にはレジャーシートも無料で利用出来ましたが、100均で売っているような薄い素材だったので、雨上がりにはキツイかも。大きめ厚めのレジャーシートがあるなら、持参した方が良いと思います。(我が家は、雨上がり+エコの観点から、無料のシートは使わず、ベンチやタープで食べました。)
・移動に使う傘は貸し出しが沢山ありましたので、こだわりがなければ持参不要かと思います。
気を付けること、参考情報
・シャワー利用中や深夜など、タープに野良ネコちゃんが何度か遊びに来ていました。朝方はカラスがいて結構騒がしく、私たちが宿泊したときは、他の棟でカラスがゴミを荒らしていました。食後は必ず生ごみをまとめて、タープ内にしっかりとしまって、タープ周りのビニールカバーを閉じておくとよいと思います。
・朝ごはん~乳しぼり~ホットドックサービス~アルパカさんのご挨拶は、意外と時間がないので、テンポよく動いた方がよいと思います。我が家は、朝ごはんを受け取り、ベンチで少し食べた後、乳しぼり→ホットドック受け取り→タープに戻って再度朝食、アルパカさんを待ちました。
以上、誰かのお役に立てれば幸いです。気を付けていってらっしゃい~(^o^)/
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